幼児のそろばんは効果と始め方を分けて考えると安心です


幼児期に期待できる効果は計算力だけではありません

幼児のそろばんで期待できる効果は、計算力や暗算力だけではありません。数字を見て、指を動かし、先生の話を聴きながら答えを考えるため、集中力や記憶力、情報処理力にもつながりやすい習い事です。

そろばんは、目で見た数字を手元の珠の動きに置き換えて考えます。幼児にとっては、紙の上の数字だけを見るよりも、実際に手を動かしながら学ぶ方が理解しやすい場面があります。たとえば「3」という数字を見てもまだ量として実感しにくい子でも、珠を動かすことで「いくつあるか」を感覚的にとらえやすくなります。

また、そろばんの学習では、先生の声を聴く、問題を見る、指を動かす、答えを書くという流れを何度も繰り返します。この積み重ねは、幼児期の学習姿勢づくりにも役立ちます。小学校に上がってから急に机に向かう習慣を身につけるより、幼児期から短い時間でも集中する経験をしておくと、算数や授業に入りやすくなることがあります。

ただし、効果には個人差があります。数回通っただけで急に暗算が得意になるわけではありません。大切なのは、無理なく継続できる環境と、お子さまが「またやってみたい」と思える進め方です。効果を急ぐより、楽しく数字に触れる時間を作れるかどうかを最初の判断材料にしましょう。


そろばんが向く子と注意したい子には違いがあります

そろばんは、数字に興味がある子だけでなく、集中力を少しずつ育てたい子にも向いています。反対に、長時間座ることや繰り返し練習が強い負担になる場合は、始め方に注意が必要です。

向いているお子さまの例としては、数を数える遊びが好き、ブロックやパズルなど手を使う遊びが好き、先生のまねをすることが好き、短時間なら机に向かえる、といったタイプがあります。最初から計算が得意である必要はありません。むしろ、数字に苦手意識を持つ前に、楽しい経験としてそろばんに触れることが幼児期には大切です。

一方で、教室に入るだけで緊張が強い、座る時間がまだほとんど取れない、保護者の期待が先行して本人が嫌がっている、という場合は慎重に進めた方がよいです。この状態で「早く上達してほしい」と急ぐと、そろばんだけでなく数字そのものに苦手意識を持ってしまうことがあります。

私たちが幼児期のご相談で大切にしているのは、できる・できないをすぐに判断しないことです。初めての場所では集中できなくても、何度か通ううちに慣れてくる子もいます。逆に、家庭では数字が好きでも、集団の中では緊張する子もいます。まずは体験や見学で、お子さまが先生の話を聴けるか、そろばんに興味を持てるか、終わったあとにどんな表情をしているかを見てみると判断しやすくなります。


始める年齢は数字への興味と座る力で判断します

そろばんを始める年齢は、何歳なら必ずよいと決めるより、お子さまの様子を見て判断することが大切です。数字への興味、指先を使う力、先生の話を聴く力、短時間座る力がそろってくると始めやすくなります。

一般的には、4歳から5歳頃になると、数字を見たり数えたりすることに興味を持ちやすくなります。年中・年長の時期は、先生のまねをしながら学ぶことも増えるため、そろばんに慣れる入口として考えやすい時期です。ただし、同じ5歳でも発達や性格は大きく違います。ひらがなや数字が読めるかどうかだけでなく、教室の雰囲気に安心できるかも大切な確認ポイントです。

3歳の場合は、そろばんの本格的な計算に入るより、数字遊びや珠に触れる経験から始める方が合うことがあります。反対に、年長や小学校入学前後であれば、数の概念と学習習慣を同時に育てやすくなります。小学校に入ってから算数に苦手意識を持つ前に、数字を身近に感じられる経験をしておくことは、保護者の方にとっても安心材料になります。

始めるか迷う場合は、「年齢」だけで判断しないことをおすすめします。体験や見学で、先生の話を聴けるか、そろばんを触ってみたい気持ちがあるか、短い時間でも取り組めるかを確認しましょう。早く始めることより、お子さまに合った入り方を選ぶことが長続きにつながります。


そろばん

年齢別に見ると無理のない始め方が分かります


3歳はそろばん以前の数字遊びから始める時期です

3歳でそろばんに興味を持った場合は、本格的な計算よりも、数字に親しむ時間として考えると無理がありません。珠を動かす、数を数える、先生のまねをするところから始める方が、幼児にとって負担が少なくなります。

3歳は、集中できる時間が短く、気分の変化も大きい時期です。そのため、最初から問題を解くことや検定を目標にすると、本人にとって重く感じることがあります。そろばんを習う目的も、この時期は「早く計算できるようにする」より、「数字を嫌いにしない」「座って先生の話を聴く経験をする」「手先を使って学ぶ楽しさを知る」と考える方が現実的です。

たとえば、珠を右へ動かす、左へ戻す、1から5までを数える、先生の合図に合わせて手を動かすといった練習でも、幼児にとっては立派な学びになります。見た目には遊びに近くても、目で見る、耳で聴く、指で動かすという複数の動作を同時に使っています。

ただし、3歳で教室に通う場合は、保護者の方の期待値を整えておくことが大切です。すぐに計算結果を求めるのではなく、教室に慣れること、先生の声に反応できること、数字に触れる時間を嫌がらないことを見ていきましょう。お子さまが疲れやすい場合は、無理に続けるより、時期を少し待つ判断も大切です。


4歳から5歳は楽しさを優先しながら慣れていく時期です

4歳から5歳は、幼児がそろばんに慣れ始めやすい時期です。数字への関心が少しずつ高まり、先生の説明を聴いてまねをする力も育ってくるため、楽しく始める入口として考えやすくなります。

この時期に大切なのは、正解数やスピードを急がないことです。最初は、珠の動かし方、数字の読み方、姿勢、鉛筆の持ち方、先生の話を聴く姿勢など、学習の土台になる部分を整えていきます。そろばんは一見すると計算の習い事ですが、幼児期には「学ぶ姿勢」を育てる意味も大きくあります。

4歳から5歳のお子さまは、できたことを認めてもらうと意欲が続きやすくなります。たとえば、最後まで座れた、先生の合図で珠を動かせた、数字を正しく読めた、前より少し早くできたという小さな成功が積み重なると、自信につながります。この自信は、算数だけでなく、ほかの学習に向かう気持ちにも影響します。

注意したいのは、周りの子と比べすぎないことです。同じ年齢でも、理解の速さ、手先の器用さ、集中できる時間は違います。保護者の方が「うちの子だけ遅いのでは」と感じることもありますが、幼児期は慣れるまでの差が出やすい時期です。教室を選ぶときは、幼児のペースを見ながら声かけしてくれるか、楽しく続ける雰囲気があるかを確認しましょう。


年長から小学校低学年は学習習慣づくりに向いています

年長から小学校低学年は、そろばんを通じて学習習慣を作りやすい時期です。数字への理解が進み、学校の算数ともつながりやすくなるため、そろばんの効果を日常の学びに結びつけやすくなります。

年長になると、机に向かう時間が少しずつ伸び、先生の指示を理解して取り組む力も育ってきます。小学校入学前後にそろばんを始めると、数字に触れる機会が増え、足し算や引き算への抵抗感を減らしやすくなります。算数が本格化する前に「数字は怖くない」「考えれば分かる」という感覚を持てることは、大きな安心材料です。

この時期は、単に問題を解くだけでなく、正しく見る、正しく聴く、正しく情報を処理する流れを身につけることが大切です。授業中に先生の話を聴く力、問題文を落ち着いて見る力、途中で投げ出さずに取り組む力は、そろばん以外の学習にもつながります。

ただし、小学校に入ると宿題やほかの習い事も増えます。そろばんを始める際は、週に何回通うか、家庭練習をどの程度行うか、送迎に無理がないかも考えておきましょう。続けやすい回数から始め、慣れてきたら目標を少しずつ上げる方が、幼児から低学年のお子さまには合いやすいです。


そろばん

幼児のそろばん効果は教え方で大きく変わります


計算力より先に正しく見る力と聴く力を育てます

幼児のそろばんでは、計算の速さよりも、まず正しく見る力と正しく聴く力を育てることが大切です。数字を見落とさず、先生の話を聴き、手順に沿って進める経験が、学習の土台になります。

そろばんの練習では、数字を見る、珠を動かす、声を聴く、答えを書くという動作を繰り返します。幼児にとって、この一連の流れは簡単ではありません。だからこそ、計算結果だけを見るのではなく、姿勢、目線、手の動き、聴く態度を丁寧に整える必要があります。

西藤珠算学院では、正しく見て、正しく聴き、正しく情報を処理していくことを大切にしています。これは、そろばんの上達だけを目的にした考え方ではありません。学校の授業で先生の話を理解する、日常会話で相手の言葉を正しく受け取る、問題に落ち着いて取り組むといった力にもつながります。

幼児期は、問題をたくさん解かせるよりも、学び方そのものを身につける時期です。たとえば、間違えたときにすぐ叱るのではなく、どこを見落としたのか、どの手順で迷ったのかを一緒に確認することで、次に直す力が育ちます。計算力は、こうした土台の上に積み上がっていきます。


暗算力はそろばんの珠を頭で動かす練習から育ちます

そろばんの大きな効果の一つが、暗算力につながることです。紙の上で数字だけを追うのではなく、そろばんの珠の動きを頭の中で思い浮かべる練習を積み重ねることで、そろばん式暗算が育っていきます。

幼児期からそろばんに触れると、数字をただの記号として見るだけでなく、量や動きとしてとらえる経験ができます。最初は実際のそろばんを使って珠を動かしますが、慣れてくると「頭の中のそろばん」を使って計算する感覚が少しずつ育ちます。これが暗算力の土台になります。

もちろん、幼児がすぐに高度な暗算をできるようになるわけではありません。最初は、珠を正しく動かすこと、数の増減を理解すること、繰り返し練習することが中心です。暗算力は、短期間で一気に身につくものではなく、継続の中で少しずつ形になります。

西藤珠算学院では、一生モノの暗算力を身につけることを目標の一つにしています。暗算力は、学校の計算問

題だけでなく、日常生活の買い物、時間の感覚、数量の把握にも役立ちます。幼児期はその入口として、数字を楽しく扱える感覚を育てることが大切です。


嫌がるときは進度より気持ちを確認することが大切です

幼児がそろばんを嫌がるときは、進度を上げるよりも、まず何が負担になっているのかを確認することが大切です。教室が嫌なのか、問題が難しいのか、眠い時間帯なのか、保護者の期待を重く感じているのかで対応は変わります。

そろばんは反復練習が必要な習い事です。そのため、気分が乗らない日や、同じ練習に飽きる日もあります。幼児の場合、その気持ちを言葉でうまく説明できないことも多く、「行きたくない」「やりたくない」という表現になることがあります。そこで無理に続けさせると、そろばんそのものを嫌いになる可能性があります。

大切なのは、嫌がる理由を分けて考えることです。慣れない場所が不安な場合は、回数を重ねることで落ち着くことがあります。問題が難しい場合は、少し前の内容に戻ることで自信を取り戻せます。疲れやすい時間帯であれば、通う曜日や生活リズムを見直すことも必要です。

私たちは、幼児期の学習では「できた」という感覚を大切にしたいと考えています。検定や進級を目指すことも大切ですが、それ以上に、学ぶことが嫌いにならない進め方が重要です。お子さまが嫌がる様子が続く場合は、早めに先生へ相談し、家庭での声かけや通い方を一緒に見直しましょう。


そろばん

教室選びは効果より続けやすさを先に確認します


通学とオンラインは年齢と級で選び方が変わります

幼児のそろばんは、基本的に先生の手元や声かけを近くで確認しやすい通学から考えると安心です。オンライン授業は便利ですが、年齢や級によって向き不向きがあるため、対象条件を事前に確認しましょう。

通学のよさは、先生がお子さまの姿勢、手の動き、集中の様子を直接見られることです。特に幼児期は、数字の理解だけでなく、座り方、鉛筆の持ち方、そろばんの扱い方なども含めてサポートが必要になります。教室の雰囲気に慣れ、周りの子が頑張る姿を見ることも、学ぶ意欲につながります。

一方で、送迎や曜日の都合が合わないご家庭もあります。西藤珠算学院では、対面授業に加えてオンライン授業も行っています。ただし、オンラインは6級合格者以上の方が対象です。幼児や始めたばかりのお子さまの場合は、まず対面で基礎を整え、一定の力がついてからオンラインを活用する流れが現実的です。

教室選びで迷うときは、「便利かどうか」だけでなく、「今のお子さまがその方法で学びやすいか」を見てください。幼児期は、画面越しの説明だけでは集中が続きにくい子もいます。通学とオンラインのどちらがよいかは、年齢、級、性格、家庭のサポート体制によって変わります。


費用は月謝だけでなく追加費用も確認しておくと安心です

そろばん教室の費用は、月謝だけで判断せず、入学金や教材費、検定費など追加で発生しやすい費用も確認しておくと安心です。長く続ける習い事だからこそ、毎月の負担と年間でかかる費用の両方を見ることが大切です。

西藤珠算学院の授業料は、週1回が4,500円、週2〜3回が6,000円です。入学金は3,000円、兄弟入学の場合は2,000円です。通う回数によって費用が変わるため、まずはお子さまの年齢や集中力、送迎のしやすさに合わせて回数を考えるとよいでしょう。

月謝以外では、教材費、検定を受ける場合の検定料、競技大会に参加する場合の費用などが発生する可能性があります。これらは通い方や目標によって変わるため、入会前に確認しておくと、あとから慌てずに済みます。特に幼児期は、最初から検定を急ぐより、学習に慣れてから目標を決めるご家庭もあります。

費用を比較するときは、単純に安い・高いだけで決めないことも大切です。週に何回通えるのか、振替や相談のしやすさはどうか、幼児への対応に慣れているか、教室まで無理なく通えるかによって、実際の満足度は変わります。費用に不安がある方は、月謝と追加費用の目安を確認してから検討することをおすすめします。


体験や見学では先生との相性と教室の雰囲気を見ます

幼児のそろばん教室を選ぶときは、体験や見学で先生との相性と教室の雰囲気を確認しましょう。効果や実績だけでなく、お子さまが安心して通えそうかを見ることが、長続きの大きな決め手になります。

体験や見学で見たいのは、問題ができるかどうかだけではありません。先生の声かけに反応できるか、そろばんに興味を持てるか、教室に入ったときの緊張が強すぎないか、終わったあとに表情が明るいかなども大切です。幼児は、初回だけでは本来の様子が出ないこともありますが、少なくとも「強い拒否感がないか」は確認できます。

保護者の方は、先生が幼児のペースを見てくれるか、分からないときにどう声をかけるか、間違えたときに責めるのではなく次につながる説明をしてくれるかを見てください。また、教室が明るく落ち着いた雰囲気か、他の生徒が集中しているかも確認ポイントです。

西藤珠算学院では、実際の授業体験や見学のご相談も歓迎しています。入会を急ぐ前に、お子さまとの相性を見ていただくことで、保護者の方も安心して判断しやすくなります。そろばんが向いているか迷っている段階でも、まずは相談しながら確認することができます。


そろばん

西藤珠算学院では楽しく数字に触れる土台づくりを大切にしています


未就学のお子さまも数字に慣れるところから相談できます

西藤珠算学院では、未就学のお子さまも歓迎しています。幼児期は、数字に苦手意識を持つ前に、楽しく数字に触れることを大切にしながら学習の土台を作っていきます。

私たちが目指しているのは、単に計算が速い子を育てることだけではありません。正しく見て、正しく聴き、正しく情報を処理する力を身につけることで、学校の授業や日常のコミュニケーションにも役立つ力を育てたいと考えています。そろばんや暗算は、そのための具体的な練習になります。

未就学のお子さまの場合、最初は数字への興味や教室への慣れ方に差があります。すぐに問題を解ける子もいれば、そろばんに触れることから少しずつ慣れる子もいます。私たちは、その違いを前提に、一人ひとりの様子を見ながら進めることを大切にしています。

「小学校に通い始める前に、ある程度の力を身につけさせたい」「算数や数学が苦手になる前に触れさせたい」とお考えの保護者の方は、まずお子さまの今の様子をお聞かせください。数字が得意かどうかより、どんな環境なら安心して学べるかを一緒に確認していきます。


曽根教場と別府教場で通いやすい曜日を選べます

西藤珠算学院は、曽根教場と別府教場で授業を行っています。曜日や場所の都合に合わせて通い方を考えられるため、送迎や生活リズムを踏まえて検討しやすい環境です。

曽根教場は高砂市曽根町にあり、対面授業は月・水・金の16:00〜21:00です。別府教場は加古川市別府町にあり、対面授業は火・木・土の16:30〜21:00です。ご家庭によって、平日の送迎がしやすい日、土曜日の方が通いやすい場合など事情はさまざまです。幼児期は保護者の送迎が必要になることが多いため、無理なく続けられる曜日を選ぶことが大切です。

また、オンライン授業も行っています。曽根教場は火・木・土、別府教場は月・水・金にオンラインの枠があります。ただし、オンラインは6級合格者以上の方が対象です。幼児や初心者のお子さまは、まず対面で基礎を作ることを前提に考えると安心です。

そろばんは継続と習慣化が大切な習い事です。どれだけ内容がよくても、通うたびに家庭の負担が大きいと長続きしにくくなります。教室選びでは、授業内容だけでなく、曜日、時間、場所、送迎のしやすさも含めて確認しましょう。


目標は暗算力だけでなく最後までやり通す力を育てることです

西藤珠算学院では、一生モノの暗算力を育てることを大切にしています。同時に、幼児期からそろばんを通じて、集中力、判断力、最後までやり通す力を身につけてほしいと考えています。

そろばんの練習は、すぐに結果が出ることばかりではありません。間違えることもありますし、前に進んだと思ったら同じところでつまずくこともあります。その中で、もう一度やってみる、間違いを直す、時間内に集中するという経験を積むことが、子どもの自信につながります。

暗算1級の合格を目標に練習に励むことも、私たちの指導の一つです。ただし、幼児期からすぐに高い目標を押しつけるという意味ではありません。年齢や理解度に合わせて、今できることを増やし、少しずつ次の目標へ進むことを大切にしています。競技大会への出場サポートも行っていますが、それもお子さまの成長段階や意欲を見ながら考えていきます。

幼児期にそろばんを始める価値は、将来の検定だけでは測れません。集中して座れた、先生の話を聴けた、昨日より少しできたという小さな積み重ねが、学ぶ力の土台になります。私たちは、楽しく学べる環境の中で、一人ひとりの自信ややる気を引き出していきたいと考えています。


そろばん

幼児のそろばんでよくある不安にお答えします


幼児がそろばんを習うデメリットはありますか?

幼児のそろばんには多くのよさがありますが、進め方を間違えると負担になることがあります。特に、年齢に合わない難しい内容を急がせたり、周りの子と比べたりすると、数字や学習に苦手意識を持つ可能性があります。

幼児期は、集中力や理解力が発達の途中です。大人から見ると簡単な計算でも、子どもにとっては、数字を読む、珠を動かす、答えを書くという複数の動作が重なっています。そのため、できないことを叱るより、どこで迷っているのかを見てあげることが大切です。

また、そろばんは継続が必要な習い事です。すぐに効果を求めすぎると、保護者の方もお子さまも疲れてしまいます。幼児期は、上達の速さより「嫌がらずに通えるか」「できた経験を積めているか」「先生との相性がよいか」を見ていきましょう。

デメリットを避けるには、体験や見学でお子さまの様子を確認し、無理のない回数から始めることが大切です。嫌がる日が続く場合は、教室へ相談し、練習内容や声かけを見直すとよいでしょう。


毎日家で練習しないと効果は出ませんか?

毎日長時間練習しないと効果が出ないわけではありません。幼児期は、短い時間でも継続して数字に触れること、教室で学んだことを無理なく思い出すことが大切です。

もちろん、そろばんは反復練習によって上達します。家庭でも少し復習できると、珠の動かし方や数字の感覚が定着しやすくなります。ただし、幼児に毎日長時間の練習を求めると、負担が大きくなる場合があります。大切なのは、家庭練習を「怒られる時間」にしないことです。

たとえば、5分だけ珠を動かす、習った数字を一緒に読む、できたところをほめるといった関わりでも、幼児にとっては学びの継続になります。保護者の方がそろばんを教えられなくても、教室で習った範囲を見守るだけで十分な場合もあります。

家庭練習の量は、年齢、級、目標によって変わります。検定が近い時期と、始めたばかりの時期では必要な練習も違います。無理のない練習量を知りたい場合は、先生に現在の様子を確認しながら決めると安心です。


数字がまだ読めない子でも始められますか?

数字がまだ十分に読めない場合でも、すぐに諦める必要はありません。ただし、本格的な計算に入る前に、数字に慣れる時間が必要になるため、始め方を調整することが大切です。

幼児の中には、数字を読むことはまだ不安でも、数を数えることや珠を動かすことには興味を示す子がいます。この場合、そろばんを通じて数字に触れることで、少しずつ数字への抵抗感が減ることがあります。反対に、数字を見るだけで強く嫌がる場合は、いきなり教室で計算を始めるより、家庭で数遊びを増やすところから考えてもよいでしょう。

数字が読めるかどうかだけでなく、先生の話を聴けるか、まねをして手を動かせるか、短時間座っていられるかも確認したいポイントです。幼児期は、読み書きの完成度より、学ぶ準備がどこまで整っているかを見る方が現実的です。

体験や見学では、数字が読めないことを事前に伝えておくと安心です。教室側も、お子さまの状態を見ながら、今すぐ始めやすいか、もう少し待った方がよいかを判断しやすくなります。


公文や知育教室とそろばんは何が違いますか?

公文や知育教室とそろばんは、どれが優れているかではなく、伸ばしたい力によって選び方が変わります。そろばんは、珠を動かしながら数を量としてとらえ、暗算力や集中力を育てやすい点に特徴があります。

公文は、プリント学習を通じて反復しながら基礎学力を積み上げるイメージが強い学習です。知育教室は、図形、言葉、記憶、思考力などを幅広く扱う場合があります。そろばんは、数や計算に特化しつつ、手先を使う動作、聴く力、見る力、集中する力を同時に使います。

幼児の場合、算数の先取りだけを目的にするなら、プリント学習の方が合う子もいます。手を動かしながら数字に親しみたい、暗算力を長期的に育てたい、集中して話を聴く経験を積ませたい場合は、そろばんが合いやすいです。

迷う場合は、お子さまがどの学び方に興味を持つかを見るのが一番です。紙の問題が好きな子、手を動かす方が楽しい子、先生と一緒に進める方が安心する子など、タイプは分かれます。体験を通じて、本人が前向きに取り組める方法を選びましょう。


体験や見学の前に何を準備すればよいですか?

体験や見学の前には、お子さまの年齢、数字への興味、座っていられる時間、これまでの習い事経験、不安に感じていることを整理しておくと相談しやすくなります。特別な準備より、今の様子を正直に伝えることが大切です。

保護者の方は、「何歳から始めるべきか」「集中できるか」「数字が読めなくても大丈夫か」「週何回がよいか」「費用はどのくらいか」など、気になることをメモしておくと聞き忘れを防げます。幼児の場合は、眠くなりやすい時間、初めての場所で緊張しやすいかどうかも伝えておくと、教室側も対応しやすくなります。

見学時には、先生の声かけ、教室の雰囲気、他の生徒の様子、お子さまの表情を見てください。問題ができたかどうかだけで判断せず、終わったあとに「また行ってみたい」と感じているかも大切です。

西藤珠算学院では、見学や体験のご相談を受け付けています。入会を決める前に、お子さまに合うかを確認しながら検討していただけます。幼児のそろばんに不安がある方は、まず今の様子をお聞かせください。


そろばん

そろばんの幼児への効果は無理なく続けられる環境で大きくなる


  • 幼児のそろばんは計算力だけでなく集中力や聴く力の土台づくりにも役立つ
  • 始める年齢は何歳かだけでなく数字への興味や座る力で判断する
  • 3歳は本格的な計算より数字遊びや珠に触れる経験から始めるとよい
  • 4歳から5歳は楽しさを優先しながらそろばんに慣れる時期である
  • 年長から小学校低学年は学習習慣と算数への安心感を育てやすい
  • そろばんが向く子は数字や手を動かす学びに少しでも興味がある子である
  • 嫌がる場合は進度を急がず何が負担になっているかを確認する
  • 教室選びでは効果の大きさより先生との相性と続けやすさを見る
  • 幼児期は通学で先生の手元指導や声かけを受ける方が安心しやすい
  • 費用は月謝だけでなく入学金や教材費や検定費も確認しておく
  • 西藤珠算学院では未就学のお子さまも数字に慣れるところから相談できる
  • 曽根教場と別府教場で曜日や場所に合わせた通い方を検討できる
  • オンライン授業は6級合格者以上が対象なので初心者は対面から考える
  • 暗算力は短期間で急に身につくものではなく継続の中で育つ
  • 迷ったときは体験や見学でお子さまの表情と教室の雰囲気を確認する


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【オンライン】月・水・金(16:00~21:00)

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代表者名 北川 祐介
曽根天満宮の近くに位置し、暗算1級合格を目標に指導を行い、練習に励んでおります。そろばんは継続と習慣化が大切なため、様々なご事情から一人ひとりの学習機会が減少しないよう、対面と同じ授業をオンラインで受けられるサービスも用意しています。

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